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B級コラム上から更新順
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ちゃりこが往く2海釣り道場の管理人は、ご存じ笑魚とちゃりこである。ちゃりこの記事が少ないというご指摘をいただいたので、前回に引き続き「ちゃりこが往く」の続編を書くことにした。今日のお題は、何事も固定観念打破!創意と工夫こそ命という教訓話である。もうずいぶん古い話になるなぁ(爆) 栗田湾に遊ぶ日本海若狭舞鶴から178号線を西(宮津方面)へ小一時間走り、由良川を越えると、若狭特有の優しい海岸線の風情が変わり、男性的な荒い景色に様変わりしてくる。ここら一体は魚影が濃い釣り場として有名な栗田湾だ(栗田と書いてくんだと読む)。この栗田湾を西進すると宮津湾に入り、皆さんご存じの天橋立が迎えてくれる。中途、178号線から分岐して二十分ほど北上すると、小さな波止を持つ漁村島陰に出る。島陰はその地名の通り、黒崎と無双ヶ鼻と呼ばれる二つの岬(半島)に挟まれた小さな湾に位置している。
冬場は季節風で釣りにならない日本海だが、島陰は大陸からの季節風を遮る半島の陰に位置するため、比較的海が荒れない。そのため休業シーズンの真冬でも渡船が出る。これに目をつけてある年、ちゃりこと二人して島陰に足を伸ばした。宮津といえば、沖釣りでは大ヒラメが狙えることで有名だ。由良川の汽水と日本海流がかちあっていい漁場なのかも知れない。 島陰での磯釣りはやはりチヌが主体となるが、事前にグレの良型も毎年上がっているという情報をキャッチしていたので、グレ狙いと伝えて、船頭さんに磯にあげてもらった。
初めての所に上がるときは、いつも新鮮でいい。神経質そうな船頭さんに上げてもらったのは、通称「積石」と呼ばれる磯、その名の通り大きい一枚石が積み上がったような面白い形状の磯だ。うねりが来るということは、遠浅かつ沖から駆け上がっているということだ。こういう磯は、大体が潮通しがいいのでフカセ向きだ。足場が広いので女連れでも釣りやすそう。期待できるかな♪
冬日だが日差しは温かく春の陽気、かつ微風。絶好の釣り日和だ。足元よりも沖目がよいと判断、15mほど先のシモリを狙ってウキを飛ばす。30分ほどコマセを続けたら、キラっとグレの影が。
ギューンと心地よい引きが竿を絞る。キープサイズのグレに混じって、期待の30オーバーも出る。例によってオセンの大群が浮いてくるが、グレの活性が高いので軽くかわせる。日が昇りきった頃、潮も変わってアタリが遠くなる。まずは小休止。あいかわらずちゃりこは苦戦している。
日頃、家でいじめられているので、この時とばかり意趣返しをする。弁当船がやって来たので、小浜方面とはまた違う海の景色を楽しみながら、二人並んでちょっと早い昼食。海はひろいなぁ。 南無阿弥陀仏・・・その時の仕掛けや活性にもよるが、グレはエサ取りと同じようなエサの取り方をするので、冬場は小アタリを見逃すと鈎掛かりしないことが多い。早アワセをする必要はないが、シビアな浮力調整をしたウキほど、アタリを見切る必要がある。逆に浮力を残したウキは、スポンと入るアタリなので、素人には分かりやすい。ちゃりこは水面下3cmぴったりというシビアな浮力調整をするので、そこらが却っていけないのかも知れない。シビアなアタリはウキの変化というより、リズムの変化で取るのだが、それが難しいのかも。
チヌもメバルもセイゴも向いていないが…などと余分なことをいうと、実家に帰られるので、ここは聞こえない振りをする。ちゃりこはバッカンを担いで、いそいそと場所を移動、名人の横では釣りづらいのかなぁ〜ふふふ(爆) 納竿時間も近づき、クーラーが一杯になってきたので、竿を休めてちゃりこの釣りを見物することにした。足場を移動して後ろから覗くと…竿を出す後ろ姿が暗い、暗すぎる!夕陽を背に飛んでいるカラスが「かぁ〜」ではなく「くらぁ〜」と泣いているではないか!
つまり、あまりにもウキ釣りが下手なので、ウキを外し、ズボ釣りに変えたと云うことだった。しかしコマセはきっちり撒いておびき寄せるというわけ、なるほど理にかなっとるわ。元々魚影が濃い上に、沖磯で根魚など専門に狙う暇人はいないから、波止から較べると釣り荒れていない。色々やっているうちに、鈎、オモリ使いなどのコツが分かったという。エサは固いエサの方がいいという。オキアミではエサ持ちが悪すぎるらしい。
ふ〜む、要は磯の落とし込みを自分流に開発したと云うことか。苦し紛れとはいえ、コツをつかみよった。こういうのは本に書いていないし、自分で工夫した技は忘れんからなぁ。固定観念(というか美学)を持たない女釣り師だから出来るのかも知れない。お見それしました、脱帽。 この日以降、ちゃりこ流B級ズボ釣り釣法が発展して、コロダイ、石鯛、石垣鯛とエスカレートしていき、笑魚も付きあわされるのだが、本日はこれまで(笑)
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