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海と魚のお話 |
面白い♪魚のことわざ集昔の人は、生活の知恵で色々な諺を残しました。「水清ければ魚住まず」とか「魚心あれば水心」などは皆さんもご存じでしょう。魚は、島国の私たちには獣以上に身近な存在ですから、たくさんの諺が残っています。今日は皆さんの釣り生活や食生活に役立つような面白い諺を紹介しましょう。昔の人は偉かった(^▽^)
秋サバは嫁に食わすなサバは秋には脂がのって美味になります。嫁に食わせるのは惜しい、という姑の根性を云ったもの。亭主は辛いですね(^▽^)イワシ七度洗えばタイの味イワシは脂肪が多く生臭い大衆魚ですが、よく洗って生臭味をおとせば、鯛並に美味しい魚だという意味です。イワシの頭も信心から昔は節分の日に、ヒイラギの葉とともにイワシの頭を門口に刺し、魔よけにする風習がありました。転じてつまらないものでも、信心次第では値打ちがあるということです。魚の目に水見えず、人の目に空見えず普段身近にあるものは、どんなに大切なものでもその価値がわかりにくいということ。魚は殿様に、餅は乞食に焼かせろ餅は焦げやすいので、しょっちゅう裏返しながら焼いたほうがよいのですが、魚は片身を七分どおり焼き上げてから、ゆっくり裏返すといいのです。せっかちな貧乏人とのんびりした殿様を例えに、焼き物のコツを表現した言葉です。海背川腹魚の焼き方のコツです。一般的に川魚のように脂肪の少ない魚は、開きにした身の内側を先に焼きます。反対に海の魚は皮の方から焼けば、うまく焼けるという諺です。覚えておくと賢いですね。沖のハマチハマチは回遊魚ですから、いつやってくるか(釣れるか)わかりません。転じて、当てにならぬことのたとえです。
カニば食ってもガニを食うなガニはカニのえらのことです。いくらカニが美味しくても、エラまで食べてはいけないということです。毒はありませんが、寄生虫の恐れがあります。覚えておいてね。カニは甲羅に似せて穴を掘るカニは自分の体にふさわしい穴を掘って住んでいます。転じて身分相応に振舞えと云うことです。ちょっと夢がないね、昔の人らしい。寒ブリ・寒ボラ・寒ガレイブリ・ボラ・カレイは、寒の季節が旬であるという諺です。似た言葉に寒ブナ・寒ボラ・寒スズキという言葉もあります。スズキは夏が旬だと言いますが、やはり寒が美味しいね。腐ってもタイ質の良いものは、少々いたんでもその本質は残っているという諺です。実際に、鯛の身は他の魚に比べると細胞が分解しにくく、鮮度が落ちにくいということです。 グチをこぼすぶつぶつ不平不満をこぼすことですね。イシモチの俗称「グチ」はこれから出たらしいです(釣り上げると低い音を出します)。コイがおどればドジョウもおどる身のほどを忘れて他人のまねをすること。面白い言葉ですね。ゴマメの歯ぎしりゴマメはカタクチイワシの幼魚を干したものです。転じてカのないものが、やたらに憤慨することを云います。笑魚は年中これです(^▽^)
サバの生きぐされサバは肉質が軟かくて血合い(血管)が多く、傷みやすい魚です。新鮮に見えても気をつけろという諺です。総体白身の魚より青背の魚は傷みやすいので気をつけてね。三月ヒラメは犬も食わぬ春暖かくなったころ(旧暦三月)ヒラメは産卵で岸近くに来ますから、たくさん取れます。しかしこの頃のヒラメは、産卵の直後で不味いのです。サンマが出るとあんまが引込む秋のサンマは脂が乗って栄養価がばっちり。食欲の秋にサンマを食べると元気が出て、あんまにかかる必要もなくなるという面白い諺。「サンマが出るとあんまが泣く」とも云います。じゅん菜でウナギをつなぐどちらもヌルヌルですから、じゅん菜でウナギは縛りようがありません。転じてぬらりくらりして要領を得ないこと。「ひょうたんでナマズを押さえる」とも云います。鮨の辛味はワサビにかぎる刺身・洗い・鮨には、ワサビがぴったりだということです。※カツオやアジのたたきにはショウガが合いますね。鮨はコハダに止めを刺すコハダが一番飽きがこないという意味と、コハダは生臭いので、他のものに味を移さないために最後に食べるのが良いという意味があります。江戸っ子の言葉でしょうね。関西人にはわかりまへん(^▽^)
タラ汁と雪道は後が良いタラ汁は、煮るほどタラがばらばらになって美味しくなるということと、大勢が通ったあとの雪道はふみ締められて歩きやすいということをかけ合わせた諺。昔の人は言葉遊びが上手いね。タラ腹食うご存じですね。何でもたべる卑しいタラになぞらえ、腹一杯に食べることを云います。月夜のカニカニは月夜の水に写る自分の姿を恐れ身がやせるという伝説があります。実際は脱皮などで肉がやせているカニを月夜カニといい、美味しくないとされています。トドのつまり知ってるね。ボラが出世魚として最後にトドになります。転じて結局などという意味。
菜種フグは食べるななたねの花の咲くころはフグの産卵期、フグの卵巣の毒性が最も強くなる時期です。夏座敷とカレイは縁側がよいカレイの縁側というのは、背びれと腹びれのつけ根のこと。この部分の肉は、身が締まって特に美味しいことを夏座敷の特等席=縁側と掛け合わせた言葉です。風流ね。夏のハマグリは犬も食わぬ夏は産卵後で味が落ちます。三月ヒラメは犬も食わぬと同じ意。夏はカツオに冬マグロカツオとマグロの旬です。春から夏の上りカツオは脂肪分が少なくさっぱりしていますが、秋の下りカツオは脂肪が豊かで一段と美味しくなります。塗り箸でナマコをはさむ塗り箸ではナマコは掴みにくいですね。転じて無意味な骨折りをいいます。ウナギを挟むとも云います。猫を追うより魚をのけよ物事は原因を考えて対処したほうがよいということ〜確かにその通りだわ(^▽^)猫にカツオ節みすみす食べられてしまうのはわかりきっていること。相手に利益を与えて、自分は損をしてしまうことです。好物の例えと思っていたのではありませんか(^▽^)猫の精進欲しくて仕様がないのに、うわべでは辞退すること。猫を飼っていると笑える諺(^▽^)
左ヒラメの右カレイ色のある側を上にして見たとき、眼が(頭が)左側になればヒラメ類。右側にくればたいていカレイ類という見分け方。若い人は覚えておこう。麦わらダコに祭りハモ初夏のタコと、夏祭りの時期のハモは美味しいという教え。Rのつかない月はカキを食べるな(西洋諺)ご存じの人も多いでしょう。5月(May)から8月(August)は〈R〉の字が入らないこの期間は、カキの産卵期と重なり風味が落ちます。また高温期で食アタリしやすいなどの理由から、カキを食べないという諺です。日本にも「花見すぎたらカキ食うな」という言い回しがありますし、似た諺として「麦の穂が出たらアサリを食うな」というのもあります。
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