釘抜き
くぎぬき
釘抜きといえば、現代人の我々は鋏状のやっとこを連想しますが、通常家紋で釘抜紋といえば◇状の座を図形にしたものです。これは本来、座金を表しており、テコと組み合わせて使用します。ですから元々は釘抜座紋と呼ばれ、時代が下って省略されて釘抜紋と呼称されるようになりました。「くぎをぬく」が転じて「九城をぬく」といわれ、戦勝をシンボルする家紋として使われるようになりました。縁起に加え形状がシンプルで、遠くからでもよく目立つため、多くの武将が用いました。あの蒙古襲来絵詞の中にも、この紋が描かれているそうです。

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